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ブラックプール観戦★<ラテン編>

ギャラクシーダンスクラブロンドン支部のKei が特派員として今回、第93回ブラックプールダンスフェスティバルのレポートをさせて頂きます!

この大会は、英国で催される3大社交ダンスの大会の中で最も人気があり、また世界中のダンサーたちが憧れる世界一有名な社交ダンスの祭典です。 5月から6月にかけての時期に毎年1回の開催ですので、93年もやってるんですねー。 まさに伝統の祭典です。

今年は5月20日から6月1日までの13日間開催され、プロアマ(プロとアマチュアのカップルで競う)、アマチュア、プロのライジングスター、本戦など様々なカテゴリーで競われますが、Keiは最後の2日間、プロラテン、プロボールルーム(スタンダード)の本戦を観戦しました。

Keiは30日に前泊して31日のプロラテン観戦に備えましたが、午前中は出場者のリハーサルや練習で、一般客が会場に入れるのは午後2時から。プロラテンの試合は3時からです。 プロラテンには277組がエントリー、11ヒートあるので、最初の6ヒートが前半3時から、7ヒート目からは後半4時からと2回に分けられていました。

我らギャラクシーダンスクラブの講師、森田銀河先生、小和田愛子先生は、後半7ヒート目です。

会場は、ブラックプールウィンターガーデン、

その中のエンプレスボールルームです。

午後3時過ぎに会場の中に初めて入ったときの感動は忘れられません。
これがあのブラックプールかーっていう ”おのぼりさん的” な感じです。

出場者が主でしょうが、基本誰でも踊れるので、いろんな人が既に練習をしていました。

さあ、いよいよ試合開始本番です。

司会はあのマーカス・ヒルトン!審査員も往年のチャンピオンやファイナリスト、そうそうたるメンバーです。

Keiのチケットはシンプルな入場券、いわゆる立ち見券なのですが、空いている座席に座ることは暗黙の了解でOKなので、予選の最初の頃は前の方で見ることが可能です。

実際ラテンもボールルームも、1次予選から5次予選、準決勝、決勝戦と7回試合があるうち、2次予選までは最前列で観戦し、3次予選からはシード選手も全員出場するのですが、2列目の席が空いていたため、世界一流のプロダンスを目の前でじっくりと観戦することができたのです!

加えて、ビデオ撮影は厳禁ですが、試合中の写真撮影は禁止ではないので、普段は撮れない憧れのプロダンサーの撮影もすることができました。

ついに銀河&愛子組の登場

前半は、日本から託された友達の先生の応援、写真撮影に終始し、いよいよ後半、森田銀河先生、小和田愛子先生の登場です。 もちろんこの応援のために来たと言っても過言では無いので、Keiも応援に熱が入ります!

銀河先生達、気合十分で迫力が感じられました。
1次、2次と進むにつれてどんどん調子を上げてこられ、3次の時はむしろ試合を楽しんでいらっしゃるような、ジャイブの明るい表情を見ているとこちらまで楽しい気分になりました。 ここで銀河先生愛子先生の素敵なダンスを観、応援することができた幸運に感謝の気持ちでいっぱいです!

待ってました!ラテンチャンピオンの登場です

そして、3次からはシード選手も全て登場、有名すぎるラテンチャンピオン、リカルド&ユリア組が、ああ、今私の目の前に! スター選手は観客へのサービスにも余念がなく、皆さん大喜び! チャチャチャから観客の手拍子が始まり、最終的には足踏みする人もあり、会場が割れるような熱気に包まれました!

3次予選後のボールルームのフォーメーションと4次予選は休憩して、5次予選と準決勝、決勝は2階のバルコニー席に移動。 みなさん、夜は正装しています!

もちろん、もうほとんどの観客で席は埋まっていて座れませんでしたが、よくみえる位置を確保し、スター選手の踊りを堪能、上からの撮影もできました。

スタンディングオベーションで締めくくり。

会場の興奮と熱気はいつまでも続き、最後はスタンディングオベーション。

全種目で1位を獲得し総合優勝したのは、もちろんリカルド&ユリア組。この人たちのダンスを目の前で、しかもこの憧れのブラックプールで見られることの幸せに酔いしれた1日でしたー。

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